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台風一過

 

先日、日本列島を猛威で包み込んだ台風14号。

皆さんご無事だったでしょうか?

そんな中、天気が悪かったり低気圧が近づいていると、体調が悪くなったり、偏頭痛や古傷が痛むといった経験がある方も多いかと思います。

低気圧

なぜ低気圧により身体が不調を起こすのか?
大まかに言うと
・外気圧が低くなるとことにより身体の内圧が強調される。
・気圧の変化で自律神経が乱れる。
などがあげられます。

気圧は、大気の状態によって上下します。そうすると、体の中から押し返す力をその都度コントロールしていく必要がありますが、人間はどこでその気圧の変化を感じ取っているかというと、内耳(ないじ)という耳の奥にある器官になります。
内耳はセンサーのような役割をしていて、脳の中枢にある自律神経に気圧の変化を伝えます。

天気予報などで「台風の気圧は〇〇hPa(ヘクトパスカル)」だとか、「高気圧に覆われて天気が良い」「低気圧が接近していて雨が続く」などと聞いたことはありますよね。

外気圧

外気圧が低くなることにより身体の内圧が強調される。というのは、身体の中からも外に向かって圧力を発しています。気圧が高いと外から抑えられる圧力と身体の内側からの圧力とでバランスが保たれます。

しかし、低気圧の場合は、身体の内圧の方が高くなるため、関節であれば袋に覆われるような構造になるため、膨れ上がるようにストレスがかかります。(山登りに行ってお菓子の袋が膨れ上がるようなもの)
また、ケガをしたところは、瘢痕組織と言われる本来のものとは違う代わりの組織に置き換わることがあり、圧力により神経的なものや、瘢痕組織に対してストレスを掛けます。

また、圧力のバランスが崩れることにより、自律神経が乱され偏頭痛、気分が下がるなど、自律神経障害を引き起こすこともあるとされています。他にも、耳への傷害を引き起こすこともあります。

こういったことに対処する方法は特にありませんが、メカニズムを知ることで、少しは心のストレスが解消されるのではないでしょうか。